タグチ計画を作成を使用して頑健なパラメータ計画を作成し、応答の変動を最小化し、製品が雑音因子の影響を受けないようにできる、工程内の制御可能な因子を特定します。タグチ計画には、工程において制御可能な制御因子と、製品または工程の使用中には制御できない雑音因子が含まれます。
たとえば、あるゴルフ用品メーカーの技師が、より飛距離が伸びるゴルフボールをデザインしようとしています。技師は4つの制御因子(コアの素材、コアの直径、ディンプルの数、カバーの厚さ)と、1つの雑音因子(ゴルフクラブの種類)を特定しています。信号因子はないので、技師は静的タグチ計画を作成します。
このMinitabワークシートでは、静的タグチ計画の一部が表示されます。データ収集後、技師はワークシートの空の列に応答データを入力し、計画を分析します。
C1-T | C2 | C3 | C4 | C5 | C6 |
---|---|---|---|---|---|
コアの素材 | コアの直径 | ディンプル | カバー | ドライバー | 5アイアン |
液体 | 118 | 392 | 0.03 | ||
液体 | 118 | 392 | 0.06 | ||
液体 | 156 | 422 | 0.03 | ||
液体 | 156 | 422 | 0.06 | ||
タングステン | 118 | 422 | 0.03 | ||
タングステン | 118 | 422 | 0.06 | ||
タングステン | 156 | 392 | 0.03 | ||
タングステン | 156 | 392 | 0.06 |
ワークシートにすでに因子列がある場合、カスタムタグチ計画の定義を使用します。カスタム計画を使用すると、どの列が因子であるか、またその他の計画列を指定することができます。