フォームコントロールを挿入する

フォームをデザインするときに、フォームコントロールを挿入して、プロジェクトに関するデータを収集できます。
フォームコントロールを使用すると、ユーザーはデータを入力し、記入する モードでフォームを操作できます。ツール、フォーム、プロジェクト間、およびダッシュボードでデータ値を共有する場合は、フォーム コントロールをデータ フィールドに接続する必要があります。

接続済みおよび非接続のデータフィールド

通常、ユーザーは、テキストボックス、ドロップダウンリスト、データピッカーなどのフォームコントロールを使用して、プロジェクトに関するデータを入力します。フォームでは、接続されているデータもあれば、接続されていないデータもあります。ユーザーがデータ フィールドに接続されているフォーム コントロールに値を入力すると、その値はプロジェクトに格納され、共有できます。ユーザーがデータ フィールドに接続されていないフォーム コントロールに値を入力すると、その値はフォームに格納され、共有できません。

たとえば、プロジェクト名 は接続されたデータフィールドです。ユーザーが1つのフォームにプロジェクト名を入力すると、プロジェクト名 データフィールドを含むすべてのフォームでプロジェクト名が更新されます。また、ユーザーが プロジェクト名 を含むフォームを削除しても、その値はフォームではなくプロジェクトに格納されるため、プロジェクト名は他のフォームでも引き続き使用できます。対照的に、準備日 は接続されていないデータフィールドです。この場合、フォームが準備される日付はフォームにのみ関連し、プロジェクト全体には関係しません。したがって、ユーザーが 準備日などの接続されていないデータ フィールドを含むフォームを削除すると、データ値も削除されます。

データフィールドに接続されているフォームコントロールを挿入する

フォーム コントロールをデータ フィールドに接続すると、データ値はツール、フォーム、プロジェクト間、およびダッシュボードと共有されます。

  1. デザイン モードでは、フォーム コントロールを挿入するフォーム上の位置を選択します。
  2. フォーム メニューで、フォームコントロールを選択します。適切なフォーム コントロールを選択する方法については、フォームコントロールの種類を参照してください。
  3. デザイン モードでフォームにコントロールを配置した後、ダブルクリックします。
  4. フォームコントロールをデータフィールドに接続(C) を選択してから、データフィールドを選択 を選択します。
  5. データ接続のセットアップダイアログボックスで、選択したカテゴリを展開し、フォームコントロールを接続するデータフィールドを選択します。たとえば、テキストボックス コントロールをプロジェクトリーダー データフィールドに接続するには、チームの役割 カテゴリを展開します。
  6. 各ダイアログボックスの OK を選択します。

データ入力テーブルの外部にあるフォームコントロールに接続できるのは、単一値データフィールドのみです。データテーブルに属するデータフィールドを接続するには、データ入力テーブルを挿入するに進みます。

データフィールドに接続されていないフォームコントロールを挿入する

フォーム コントロールをデータ フィールドに接続しない場合、データ値はツール、フォーム、プロジェクト間で共有されず、ダッシュボードとも共有されません。

  1. デザイン モードでは、フォーム コントロールを挿入するフォーム上の位置を選択します。
  2. フォーム メニューで、フォームコントロールを選択します。適切なフォーム コントロールを選択する方法については、フォームコントロールの種類を参照してください。
  3. デザイン モードでフォームにコントロールを配置した後、ダブルクリックします。
  4. フォームコントロールダイアログボックスで、フォームコントロールをデータフィールドに接続しない(D) を選択します。
  5. ダイアログボックスに入力してフォームコントロールの書式を設定し、OK を選択します。