1サンプルポアソン率の検出力とサンプルサイズの概要

1サンプルポアソン率の検出力とサンプルサイズを用いて、目標値または参照値に対する母集団の発生率を比較したい時に検出力、サンプルサイズ、および比較率の関係を確認します。これらの計算では、データが単位当たりの計数であることが必要です。これらの計算は、次の理由で使用します。
  • 1サンプルポワソン率検定のデータを収集する前に、計画のサンプルサイズが許容検出力を達成するのに十分な大きさであることを確認します。
  • 1サンプルポワソン率検定の後で、次の検定の計画を改善します。

たとえば、ある自動車製造会社が、自動車の組み立て前のドアの欠陥の数を調べたいと考えています。製造会社は、1サンプルポアソン率検定のためのデータを収集する前に、検出力とサンプルサイズの計算によって、異なるサンプルサイズを使用した場合の検定の検出力を調べます。

この分析の場所

1サンプルポアソン率検定の検出力とサンプルサイズの計算を実行するには、統計 > 検出力とサンプルサイズ > 1サンプルポアソン率を選択します。

他の分析を使用する場合

データの各観測値が合格・不合格などの2つのカテゴリのいずれかに分類される場合は、1比率の検出力とサンプルサイズを使用します。データタイプの詳細については、仮説検定を使用して分析できるデータの種類を参照してください。