まず、サンプルレートでの差を考慮し、次に信頼区間を調べます。
推定差は、母集団出現率での差の推定値です。差は母集団全体ではなくサンプルデータに基づくため、サンプル差が母集団差に一致する可能性は低いと言えます。より良好に母集団差を推定するためには、差の信頼区間を使用します。
信頼区間は、2つの母集団出現率の差の値が含まれる可能性が高い範囲です。信頼区間により、結果の実質的な有意性を評価しやすくなります。状況に応じた専門知識を利用して、信頼区間に実質的に有意な値が含まれているかどうかを判断します。信頼区間が広すぎて役に立たない場合、サンプルのサイズを増加させることを検討します。 詳細は、信頼区間の精度を高める方法を参照してください。
差を推定 | 差に対する95%信頼区間 |
---|---|
-7.7 | (-14.6768, -0.723175) |
これらの結果では、2つの郵便局に来局する客数の差の母集団出現率の推定値は-7.7です。95%の信頼度で、母比率の差はおよそ-14.7から-0.7の間に含まれると考えることができます。
帰無仮説 | H₀: λ₁ - λ₂ = 0 |
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対立仮説 | H₁: λ₁ - λ₂ ≠ 0 |
方法 | Z-値 | p値 |
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正確 | 0.031 | |
正規近似 | -2.16 | 0.031 |
この結果で、帰無仮説では2つの郵便局の来局者数の差が0であると仮定します。p値が0.031で、有意水準値0.05より小さいため、分析者は帰無仮説を棄却し、2つの郵便局間の来局者数は異なると結論付けます。95%の信頼区間は、支局Bは支局Aに比べて来局者率が高いことを示しています。