名義ロジスティック回帰の分析のオプションを選択する

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参照オプション

応答の参照事象や因子の参照水準を変更できます。参照の事象や水準を変更しても全体の有意性には影響しませんが、意義の大きい結果となる可能性があります。詳細は、名義ロジスティック回帰で推定された係数の解釈を参照してください。
参照事象
応答変数のデフォルトの事象を変更する場合、参照事象を入力します (テキストおよび日付/時刻の水準は鉤括弧で囲む必要があります)。デフォルトでは、データ型に基づいて以下の参照事象を設定します。
  • 数値変数の場合、参照事象は最大の数値です。
  • 日付変数または時刻変数の場合、参照事象は最も最近の日付または時刻です。
  • テキスト変数の場合、参照事象はアルファベット順で最後のものです。
参照レベル(カテゴリ予測変数、レベル)
デフォルトの水準を変更する場合、参照水準を伴うカテゴリ予測変数を入力します (テキストおよび日付/時刻の水準は、鉤括弧で囲む必要があります)。デフォルトでは、データ型に基づいて以下の参照事象を設定します。
  • 数値予測変数の場合、参照水準は最小の数値です。
  • 日付予測変数または時刻予測変数の場合、参照水準は最も早い日付または時刻です。
  • テキスト因子の場合、参照水準はアルファベット順の最初のものです。

テキスト変数の値の順序を定義する場合、デフォルトルールは適用されません。応答の参照事象の場合、Minitabは定義済みの順序で最初の値を参照事象として割り当てます。カテゴリ変数の場合、Minitabは定義済みの順序で最後の値を参照事象として割り当てます。詳細は、Minitab出力でのテキスト値の表示順序の変更を参照してください。

アルゴリズムオプション

いくつかのシナリオに推定係数の値を入力できます。たとえば、アルゴリズムが解を収束するように開始推定値を指定したり、独立サンプルを使用してモデルの妥当性を検証したりできます。詳細は推定された係数に対する初期値の入力を参照してください。
アルゴリズムの初期推定値
モデルパラメータの初期値を含む列を入力します。モデルパラメータの初期値または検証モデルのパラメータ推定値を指定します。
検証モデルの推定値
推定されたモデルパラメータの初期値を含む列を入力します。そうすると、検証モデルが適合されます。

最大反復数に、収束するまでに反復する回数の最大値を入力します。デフォルトの値は20です。Minitabのロジスティック回帰コマンドでは工程を繰り返し行い、最尤推定値を取得します。収束するまでに最大反復数に達した場合、コマンドは終了します。