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推定時に不偏化定数を使用

長期標準偏差と短期標準偏差を推定するときに、不偏化のための定数を使用するかどうかを指定します。

不偏化のための定数はサンプルサイズによって異なり、与えられたサンプルサイズでのサンプルの標準偏差推定値の期待値と母標準偏差との比に等しくなります。デフォルトでは、短期標準偏差の推定の場合は不偏化のための定数を使用し、長期標準偏差の推定の場合は使用しないようになっています。

詳細は、工程レポートの工程統計量と工程能力値の計算を参照してください。

短期標準偏差
短期標準偏差の計算に不偏化のための定数を使用します。
長期標準偏差
長期標準偏差の計算に不偏化のための定数を使用します。

サブグループサイズ=1の場合、以下で短期Zを計算

データが合理的サブグループ単位で収集されていない場合(サブグループサイズ = 1)の短期標準偏差の計算方法を指定します。サブグループサイズ = 1だと、通常の方法では短期の標準偏差を計算することはできません。
短期標準偏差を推定する移動範囲
移動範囲の方法を使います。
長期Z +次のσシフト
長期Z標準偏差の推定値を使います。連続して生成される単位が、非連続で生成される単位よりも変動が少ないと仮定できない場合に、このオプションを選択してください。仮定したσシフトの値を、0~6の範囲で指定できます。

以下とともにBox-Coxべき変換 (W=Y^λ) を使用

データの歪みが大きい場合、またはサブグループ内変動が不安定な場合は、Box-Coxべき変換を使用します。この変換では、元のデータがλ乗されます。ただし、λ = 0の場合の値は自然対数となります。

最適のλ
最適なラムダを使用して、変換を最大限適合します。最適なラムダは、0.5または最も近い整数で四捨五入されます。
その他[-5~5の範囲の値]
λとして指定された値を使用します。その他の一般的な変換方法は、二乗(λ=2)、逆平方根(λ=-0.5)、逆関数(λ=-1)です。ほとんどの場合、-2から2の範囲外の値は使用しない方がよいです。