Minitabでは、次のようにして調整済みの不良数(ai)を計算します。
調整済みの数は、次の計算式を使用して変換されます。
次にMinitabでは、で指定する方法を使用して、変換された数の標準正規確率プロットが作成されます。
用語 | 説明 |
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di | サブグループiの不良数 |
ni | サブグループiのサイズ |
![]() | 平均サブグループサイズ |
期待変動は、変換された数(Xi)の標準偏差と等しく、次の値と等しくなります。。
観測変動を計算するため、Minitabでは、変換された数の正規スコア(Y,)を次のように計算します。
ここで、NSCORは正規スコア関数( を選択することによって使用可能)です。
次のステップでは、Yi値の中央の50%のみが、それらの対応するYi値と一緒に使用されます。Xi値は、第25百分位数より小さいか、または第75百分位数より大きい場合には除外されます。
Minitabでは、応答としてYiを使用し、予測変数としてXiを使用する、最小二乗回帰モデルに適合させます。
観測変動は1/β1になります。
期待変動に対する観測変動の比は、次のように計算されます。
用語 | 説明 |
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Xi | 変換された数(詳細は、「プロットされた点」を参照)。 |
![]() | 平均サブグループサイズ |
β0 | 最小二乗回帰式の切片 |
β1 | 最小二乗回帰式の傾き係数 |
比の上側信頼限界は、次のようにして計算されます。
ここで、は不良の平均比率を表し、次の式で計算されます。
比の下側信頼限界の場合、Minitabでは、保守的な固定値60%を使用します。
用語 | 説明 |
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m | サブグループ数 |
![]() | 平均サブグループサイズ |
di | サブグループiの不良数 |
ni | サブグループiのサイズ |