まず、サンプル比率を考慮し、次に信頼区間を調べます。
サンプル比率は母比率の推定値です。比率は母集団全体ではなくサンプルデータに基づくため、サンプルの比率が母比率に一致する可能性は低いと言えます。より良好に母比率を推定するためには、信頼区間を使用します。
信頼区間は、母比率の値が含まれる可能性が高い範囲です。信頼区間により、結果の実質的な有意性を評価しやすくなります。状況に応じた専門知識を利用して、信頼区間に実質的に有意な値が含まれているかどうかを判断します。信頼区間が広すぎて役に立たない場合、サンプルのサイズを増加させることを検討します。 詳細は、信頼区間の精度を高める方法を参照してください。
これらの結果では、購入した世帯の推定母比率は0.087です。95%の信頼度で、母比率はおよそ0.07から0.106の間に含まれると考えることができます。
この結果で、帰無仮説では、新製品を購入した世帯の比率が6.5%に等しいと仮定します。p値が0.008で有意水準の0.05より小さいため、帰無仮説を棄却し、新製品を購入した世帯の母集団比率が6.5%とは異なると結論付けます。