計画を定義する際は、次のガイドラインを考慮してください。
- 最初にタグチ計画を作成する
- 計画を定義する前に、ワークシートにタグチ計画を作成しておく必要があります。
- 計画のサイズが適切である
- 計画に検出力があり、実質的に有効な効果を検出できるよう、サンプルサイズは十分に大きくなければなりません。
- 計画には2~50の制御因子が含まれる
- 制御因子とは、制御可能な工程パラメータまたは計画パラメータです。制御因子の例には、装置のセッティング、製品の製造に使用される材料、製品設計の特徴などがあります。
- 因子が1つの場合は、計画を定義せずに一元配置分散分析(ANOVA)が使用できます。
- 動的タグチ計画を定義する場合は、信号列が必要です。
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信号因子は応答を変化させるためのシステムへのインプットです。信号因子は、動的な実験で使用され、信号の各水準で応答が測定されます。この実験の目的は、信号因子と応答の関係を改善することにあります。
信号因子の例には、アクセルペダルの位置などがあります。その応答、つまり自動車の速度と、アクセルペダルにかけられる圧力の量の間には、一定の関係があります。