工程データの列が複数あり、グループ化変数がない場合は、以下を行います。
各サブグループ内の観測値は、ワークシートの隣接する行内に入力されている必要があります。列を使用してサブグループを定義する方法についての詳細は、サブグループを使用した工程能力の評価を参照してください。
C1 | C2 |
---|---|
直径シフト1 | 直径シフト2 |
74.030 | 73.992 |
74.002 | 74.014 |
74.019 | 73.887 |
工程データの列が1つだけあり、グループ化情報を示す列がもう1つある場合は、以下を行います。
各サブグループ内の観測値は、ワークシートの隣接する行内に入力されている必要があります。列を使用してサブグループを定義する方法についての詳細は、サブグループを使用した工程能力の評価を参照してください。
C1 | C2 |
---|---|
直径 | シフト |
74.030 | 1 |
74.002 | 1 |
74.019 | 1 |
73.992 | 2 |
74.014 | 2 |
73.887 | 2 |
分析を実行するには、下側規格限界、上側規格限界、またはその両方を入力する必要があります。
測定値が下側規格の値を下回ることが不可能である場合にのみ、下側規格限界を境界として定義する場合に選択します。境界を一部の変数またはグループの下側規格限界にのみ適用し、その他の下側規格限界には適用しない場合には、分析の各グループまたは変数に対して0または1の値を入力します。1は下側規格がその変数またはグループの境界であることを示し、0は下側規格がその変数またはグループの境界ではないことを示します。
1つの値、複数の値、1列の値を入力できます。1つの値を指定した場合、すべての変数またはグループに適用されます。複数の値、または1列の値を入力する場合、それらの値は変数で入力した列、またはグループ変数列のグループに順番に対応します。
たとえば、変数に「C1 C2」と入力し、下側規格に「3 5」と入力したとします。3がC1の境界で、5がC2の境界でない場合、境界を選択し、「1 0」と入力します。1はC1に対して、0はC2に対して設定されます。
測定値が上側規格の値を上回ることが不可能である場合にのみ、上側規格限界を境界として定義する場合に選択します。境界を一部の変数またはグループの上側規格限界にのみ適用し、その他の上側規格限界には適用しない場合には、分析の各グループまたは変数に対して0または1の値を入力します。1は上側規格がその変数またはグループの境界であることを示し、0は上側規格がその変数またはグループの境界ではないことを示します。
1つの値、複数の値、1列の値を入力できます。1つの値を指定した場合、すべての変数またはグループに適用されます。複数の値、または1列の値を入力する場合、それらの値は変数で入力した列、またはグループ変数列のグループに順番に対応します。
たとえば、変数に「C1 C2」と入力し、上側規格に「10 8」と入力したとします。10がC1の境界で、8がC2の境界でない場合、境界を選択し、「1 0」と入力します。1はC1に対して、0はC2に対して設定されます。
規格限界を境界として定義すると、Minitabでは、その規格限界に関する期待される工程能力インデックスは、欠損値(*)として報告されます。したがって、測定値が限界を超えることが不可能な場合のみ、限界を境界として定義します。たとえば、純度は100%を超えることが不可能なため、100%の純度の上側規格限界は境界です。また、純度は0%を下回ることが不可能であるため、0%の純度の下側規格限界は境界です。