%公差とは

規格限界による影響を直接受ける統計量は%公差で、これは公差と基準変動を比較したものです。基準変動が公差内に十分に入っていて、ゲージのR&Rおよび部品間変動による変動性によって、工程出力が規格限界を超えないようにすることが理想です。

工程に2つの規格限界がある場合、公差は規格限界間の差に等しく、%公差は特定の変動要因の基準変動をこの公差で割った値です。ただし、この方法は1つの規格限界を入力した場合には無効です。

1つの規格限界がある工程の例

多くの工程は、1つの規格限界のみを使用して行われています。たとえば、製材所では角材を真っ直ぐに切っていますが、製造中に歪んでしまうことがよくあります。歪みの合格度と不合格度を区別するために、歪みの測定値には上側規格限界があります。ただし、0未満の値を取ることができないので、これらの測定値に下側規格限界はありません。実際には、0は歪みのない完璧に真っ直ぐな角材を表します。また、下側規格限界があって、上側規格限界がない工程もあります。あるカトラリーメーカーで、ナイフの刃の硬さがロックウェルCスケールの55より高いことを確認する必要があります。この場合、下側規格限界は55ですが、上側規格限界はありません。

片側公差を入力した場合、Minitabではどのように%公差が計算されるか

この場合、Minitabでは次の方法が使用されます。
  1. 基準変動統計量を2で割って片側工程変動を計算します。
  2. Minitabでは、片側公差を単一規格限界と全測定値の平均との差の絶対値として定義します。
  3. 片側工程変動を片側公差で割って%公差の統計量を計算します。
用語説明
L単一規格限界
すべての観測値の平均

すべての観測値の平均が下側規格限界より小さい、または上側規格限界より大きい場合、測定値は許容範囲から離れており、%公差は計算されません。

本サイトを使用すると、分析およびコンテンツのカスタマイズのためにクッキーが使用されることに同意したことになります。  当社のプライバシーポリシーをご確認ください