タグチ計画のダミー処理

タグチ計画をカスタマイズする場合は、「ダミー処理」を使用すると便利です。Minitabでは、少なくとも2つの異なる水準があれば、因子の水準を繰り返すことによりダミー処理を作成できます。

実行 A B C D
1 1 1 1 1
2 1 2 2 2
3 1 3 3 3
4 2 1 2 3
5 2 2 3 1
6 2 3 1 2
7 3 1 3 2
8 3 2 1 3
9 3 3 2 1
L9(34)直行表
実行 A B C D
1 1 1 1 1
2 1 2 2 2
3 1 3 3 3
4 2 1 2 3
5 2 2 3 1
6 2 3 1 2
7 1 1 3 2
8 1 2 1 3
9 1 3 2 1
ダミー処理を使用したL9(34)直交表

たとえば、3水準の因子4つから成るL9(34)直交表を使いたいものの、2水準しかない1因子が混じっている場合に、ダミー処理を使うことができます。

因子Aでは水準3ではなく水準1を反復しました。これにより、L9(34)直行表は2水準が因子1つと3水準の因子を3つ持ちます。この直交表は、直交ではありますが、バランス型ではなくなっています。

L9(34)直行表

実行 A B C D
1 1 1 1 1
2 1 2 2 2
3 1 3 3 3
4 2 1 2 3
5 2 2 3 1
6 2 3 1 2
7 3 1 3 2
8 3 2 1 3
9 3 3 2 1

ダミー処理を使用したL9(34)直交表

因子Aでは水準3ではなく水準1を反復しました。これにより、L9(34)直行表は2水準が因子1つと3水準の因子を3つ持ちます。この直交表は、直交ではありますが、バランス型ではなくなっています。
実行 A B C D
1 1 1 1 1
2 1 2 2 2
3 1 3 3 3
4 2 1 2 3
5 2 2 3 1
6 2 3 1 2
7 1 1 3 2
8 1 2 1 3
9 1 3 2 1

どの因子水準をダミー処理に使用するかは、因子水準に関する情報量と実験に使えるリソースを考慮して決定します。たとえば、水準2よりも水準1についての方が詳しい情報があるときは、水準2をダミー処理に使います。同様に、水準2をテストする方がリソースや時間が多く必要となり、費用がかかるときには、水準1をダミー処理に使うといいでしょう。

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