グラフスケールとは

グラフスケールは、グラフ上に表示するデータの参照点を決定します。グラフスケールには、垂直軸線または水平軸線、特定の値またはカテゴリ用の目盛、および目盛ラベルが含まれます。

スケールのタイプ

グラフにはいくつかのタイプのスケールを使用でき、通常は同じグラフ上の異なる軸でそれらのスケールが使用されます。連続スケールとは、値の間に無限数の点を持つ逐次的な数値スケールです。カテゴリスケールでは関連するデータグループを個別に表示します。カテゴリは等間隔に配置されており、カテゴリ間の空間に意味はありません。

連続スケールとカテゴリスケール

この棒グラフではY軸(縦軸)に耐久性の度合を示す連続スケールを使用しています。X軸(横軸)にはカーペットのタイプを示すカテゴリスケールを使用しています。

別のタイプのスケールとしては、時間単位を等間隔で表示する(たとえば、日、月、四半期、年)時間スケールと、対数であり、ある値以下になる観測値の確率(パーセント)を表示する確率(パーセント)スケールがあります。

Xスケール、Yスケール、Zスケール

Minitabで2つの変数をプロットする場合は、通常、応答を表すY変数を垂直方向の軸つまりY軸に表示し、予測変数を表すX変数を水平方向の軸つまりX軸に表示します。3次元で変数をプロットする場合は、X変数とY変数で予測変数を表し、Z変数で応答を表すのが一般的な方法です。

XスケールとYスケールを使用した散布図

この散布図は、再加熱時間(x)が冷凍料理の品質(y)に与える影響を示しています。

Xスケール、Yスケール、Zスケールを使用した散布図

この3D散布図は、温度(x)と再加熱時間(y)が冷凍食品の品質(z)に与える影響を示しています。

連続スケールの範囲を変更する

Minitabではグラフのスケールはデータの範囲に一致させられますが、範囲を変更することもできます。

  1. 変更する軸をダブルクリックします。
  2. 尺度タブのスケールの範囲の下で以下を実行します。
    • 最小値自動を選択解除し、新しい最小値を入力します。
    • 最大値自動を選択解除し、新しい最大値を入力します。
    • XスケールとYスケールを同じにする場合、YとXに対して同一のスケール範囲を選択します。
  3. OKをクリックします。

水平方向と垂直方向のスケールを転置する

確率プロット、棒グラフ、箱ひげ図、区間プロット、個別値プロット、ヒストグラムでは、水平方向と垂直方向のスケールを転置できます。

元の値
転置したグラフ
スケールの転置の例

デフォルトの棒グラフでは、カテゴリスケールは水平方向で連続スケールは垂直方向です。値の違いを強調するために、2つのスケールを転置できます。

  1. 軸をダブルクリックして、YとXを転置または数値スケールとカテゴリスケールを転置するを選択します。
  2. OKをクリックします。

連続スケールを対数またはべき乗に変換する

散布図、時系列プロット、面グラフでは、データの見方を変えるために連続スケールを対数またはべき乗に変換できます。

元の値
変換された値
スケールの変換の例

元の散布図では、適合単回帰直線がデータの曲面性を正確にモデル化していません。水平方向のスケールを対数値に変換すると、適合単回帰直線は正確にデータをモデル化します。

  1. 連続スケールの軸をダブルクリックし、変換タブをクリックします。
  2. 対数またはべき乗を選択し、パラメータを指定します。
  3. OKをクリックします。

重ね合わせプロットに二次スケールを追加する

重ね合わせた散布図や時系列プロットでは、グラフの反対側に表示する二次スケールを追加できます。

元の値
二次スケールを追加したグラフ
二次スケール追加の例

元のプロットでは、X変数(身長体重)は同じ主軸を共有しています。変数には別々の範囲があり、身長のデータ値の解釈が難しくなっています。一方の変数独自の範囲を使用した二次スケールにその変数を割り当てると、それそれの変数のデータ値が読みやすくなります。

  1. 軸をダブルクリックし、二次タブをクリックします。
  2. 尺度で、二次スケールに使用する変数を選択します。
  3. OKをクリックします。

時間スケールラベルを変更する

時系列プロット、面グラフ、管理図では、X軸は等間隔の時間を表します。この等間隔の時間単位に使用するラベルを選択できます。

  1. 次のいずれかを実行します。
    • グラフを作成するときに時間スケールを選択するには、作成しているグラフのダイアログボックスで、時間/スケールまたはスケールをクリックし、時間タブを選択します。
    • 既存のグラフの時間スケールラベルを変更するには、グラフのX軸をダブルクリックし、時間タブを選択します。
  2. 時間スケールを選択します。
    指標(デフォルト)

    X軸スケール上のラベルに整数を使用します。このグラフでは、1は1番目の観測値を表し、2は2番目の観測値を表します。

    カレンダーまたはクロック

    X軸スケールに指定するカレンダー単位またはクロック単位を使用します。このグラフでは単位は月です(管理図では使用できません)。

    スタンプ

    X軸スケールにスタンプ列の値を使用します。このグラフでは、スタンプ列はシフトと日を示しています。

  3. その他のオプション(単位開始値など)を指定します。
  4. OKをクリックします。

Yスケールタイプを変更する

ヒストグラム、確率プロット、経験CDFプロットのYスケールタイプを変更できます。たとえば、デフォルトにより、ヒストグラムのYスケールは度数を表し(それぞれのバーは、指定されたビン内の値の度数を表します)、各ビンの大きさを強調しています。このグラフを見る人がこれらの度数値を理解するのに十分な工程の知識を持っていない場合には、グラフのYスケールタイプを変更し、見る人にとってもっと意味のある形式であるパーセント(それぞれのバーは、ビン内のすべての値のパーセントを表します)で、これらの度数値を再表示することができます。

デフォルトでは、各バーは、ビン内の値の度数を表します。Yスケールタイプをパーセントに変更すると、各バーはビン内のすべての値のパーセントを表すようになります。サンプルサイズが異なる場合に分布を比較するには密度を使用します。密度は、ビンの幅が等しくない場合にバーを比較するためにも役立ちます。密度は観測値の比率をビンの幅で割って計算されます。

度数(デフォルト)
パーセント
密度
  1. 次のいずれかを実行します。
    • グラフを作成するときにYスケールタイプを選択するには、作成しているグラフのダイアログボックスで、スケールをクリックし、Yスケールタイプタブを選択します。
    • 既存のグラフのYスケールタイプを変更するには、グラフのYスケールをダブルクリックし、タイプタブを選択します。
  2. スケールタイプを選択します。
  3. OKをクリックします。
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