ロバストなXbar-S管理図

このマクロは、拡散する部分的障害(特定のサブグループに影響するシフトまたはサブグループ内の極端な個別観測値)に対してロバストなXbar-S管理図を作成します。

このマクロは、拡散する部分的障害(特定のサブグループに影響するシフトまたはサブグループ内の極端な個別観測値)に対してロバストなXbar-S管理図を作成します。

マクロをダウンロードする

ダウンロードしたマクロの場所をMinitabが見つけられるようにします。ファイル > オプション > 全般を選択します。マクロの位置で、マクロファイルを保存する場所を参照します。

重要

古いWebブラウザを使用している場合、[ダウンロード]ボタンをクリックしたときに、Minitabマクロと同じ.mac拡張子を使用するQuicktimeでファイルが開く場合があります。マクロを保存するには、[ダウンロード]ボタンを右クリックして[対象をファイルに保存]を選択します。

必須入力項目

  • 数値観測値の列
  • 対応するサブループ指標の列

このバージョンのマクロの使用は、サブグループサイズ5、7、9、11、13、15に制限されています。サブグループ数については、ユーザーが20、30、または40個のサブグループを持つと仮定されます。これらの条件のいずれかが満たされていない場合、エラーメッセージが表示されてマクロが閉じます。これは、σのロバストな推定の計算に必要な不偏化のための定数が現在これらの値以外では使用できないためです。

オプション入力

EXCLUDE K
調整平均(デフォルトは20%)に別のパーセントを指定する場合に使用します。
TUNING K
他の調整パラメータを含める場合に使用します。このマクロには不偏化のための定数7と10のみが含まれています。

マクロの実行

観測値がC1にあり、サブグループIDがC2にあるとします。マクロを実行するには、ビュー > コマンドライン/履歴を選択し、次のコマンドを入力します。

%ROBUSTCHART C1 C2

実行をクリックします。

詳細情報

第I段階の推定は安定していて正常な統計的管理が行われている工程から計算することを仮定しているため、ロバストなパラメータ推定値は特殊原因による変動が存在する状態で計算する必要があります。このアルゴリズムの技術的詳細は、次の文献を参照してください。

Tatum, L.G. (1997). "Robust Estimation of the Process Standard Deviation for Control Charts", Technometrics, Vol. 39(2): 127-141.

Schoonhoven, M., Nazir, H.Z., Riaz, M., and Does, R.J.M.M. (2011). "Robust Location Estimators for the Xbar Control Chart", JQT. Vol. 43(4): 363-379.