独立性の3-wayテスト

このマクロは、対数線形モデルを3つの分類をもつデータ(分割表)に当てはめます。適合度の尤度比検定が、モデル全体および個々の項に対して実行されます。

このマクロは、対数線形モデルを3つの分類をもつデータ(分割表)に当てはめます。適合度の尤度比検定が、モデル全体および個々の項に対して実行されます。

マクロをダウンロードする

ダウンロードしたマクロの場所をMinitabが見つけられるようにします。ファイル > オプション > 全般を選択します。マクロの位置で、マクロファイルを保存する場所を参照します。

重要

古いWebブラウザを使用している場合、[ダウンロード]ボタンをクリックしたときに、Minitabマクロと同じ.mac拡張子を使用するQuicktimeでファイルが開く場合があります。マクロを保存するには、[ダウンロード]ボタンを右クリックして[対象をファイルに保存]を選択します。

必須入力項目

  • それぞれが観測値の水準を含む3つの因子列
  • 因子列の値の各組み合わせで観測された度数を含む列

このマクロは因子ごとに最大10個の水準に制限されています。10個を超える水準が必要な場合は、マクロコードを変更できます。まず、宣言ステートメントで変数ABT、ACT、BCT、JUNKの上限添え字を変更します。次に、その後のLETステートメントでLMAXの値を変更します。新しい最大値を示すようにコードの備考を変更します。

マクロの実行

三元配置表の因子水準がC1、C2、C3にあり、 度数がC4にあるとします。マクロを実行するには、ビュー > コマンドライン/履歴を選択し、次のコマンドを入力します。

%THREEWAY C1 C2 C3 C4

実行をクリックします。

個々の項の検定は、2つのモデル(差が求められたモデル)から外されたすべての項が、実際に存在しない効果に対応する場合にのみ有効であることに注意してください。

詳細情報

出力では、検定された各モデルはそのモデルに含まれる項のリストで表示されます。3つの因子は大文字のA、B、Cで記されます。モデル項は次の単純な規則に従って表されます。

A = 因子Aの主効果

AB = 因子AとBの間の二元交互作用

ABC = 因子A、B、Cの間の三元交互作用

モデルは厳密な階層型であるため、特定の項が含まれている場合、同じ因子のサブセットに関わるすべての低次の項も含まれます。したがって、表示されている高次の項に暗黙的に含まれる項は表示されません。たとえば、三元飽和モデルは、三元交互作用を含めることですべての二元交互作用(AB、AC、BC)とすべての主効果(A、B、C)が暗黙的に含まれるため、単に(ABC)として記述できます。

最適適合モデルは、適合度統計量が有意ではない最も単純なモデルです。通常、これは個々の効果が統計的に有意な項のみを含むモデルと同じです。最適適合モデルが識別された場合は、次のように解釈されます。

(ABC)各因子は他の2因子に依存します。

(AB AC BC)各因子は他の2因子に依存しますが、三元交互作用は存在しないため依存性のパターンは複雑ではありません。

(AB BC)因子AとCは条件付きで独立しています。

(A BC)因子BとCの組み合わせは因子Aには依存しません。

(A B C)因子A、B、Cは相互に独立しています。