カテゴリデータでは、各カテゴリのカイ二乗値への寄与度が報告され、各カテゴリの相違に起因している合計カイ二乗値の割合が定量化されます。たとえば、適合度検定で帰無仮説が棄却された場合、それはすべてのカテゴリがそれぞれの期待値と適度に異なっていたことによるのか、あるいは単一のカテゴリがその期待値と著しく異なっていたことによるのか、という問いに答えることができます。たとえば、とても大きな駐車場で、セダン50台、トラック27台、バン23台の100台の自動車サンプルを期待していますが、実際にはセダン61台、トラック16台、バン23台だったとします。「セダン」と「トラック」のカテゴリは期待を満たしませんでしたが「バン」は期待を満たしています。つまり、「バン」は結果のカイ二乗値に寄与しておらず、データの相違はすべて「セダン」と「トラック」のカテゴリに起因するものです。
Minitabでは、カイ二乗統計量を計算するときにイェイツの修正因子を使用しません。