次の例で、カイ二乗適合度検定を手動で実行する手順が示されます。
大きな母集団の200個をサンプリングし、カテゴリ「A」で54個、カテゴリ「B」で30個、カテゴリ「C」で38個、カテゴリ「D」で78個と、それぞれの応答が4カテゴリの1つに分類されたとします。pAがカテゴリ「A」の母比率、pBがカテゴリ「B」の母比率と続いていく時、pA = pB = pC = pD = 1/4であるかを検定します。
観測度数と期待度数の間の差が偶然にしては「大きすぎる」かを判定するために、帰無仮説が真だった場合、期待できるであろう観測度数を、カイ二乗検定は比較します。