Minitabに含まれている表分析

Minitabには、度数データおよびカテゴリデータを要約し、検定を実行するためのいくつかの分析が用意されています。

個別変数の計算
列内の一意値をリストし、各値が出現する回数を数えます。データは生データの列として配列しておく必要があります。Minitabで、統計 > > 個別変数毎合計を選択します。
関連性のカイ二乗検定

2つのカテゴリ変数に関連性があるかどうかを判断するには、関連性のカイ二乗検定を使用します。たとえば、販売先の都市によって売れる自動車の色が違うのかを調べるとします。データは生データの列として配置するか、または分割表で要約するかが可能です。Minitabで、統計 > > 関連性のカイ二乗検定を選択します。

クロス集計およびカイ二乗分析

複数のグループやカテゴリのデータを要約する場合、または2つのカテゴリ変数の関連性を検定する場合は、クロス集計およびカイ二乗分析を使用します。たとえば、異なる生産ライン、各シフトで、何個の不良部品が生産されているかを示すとします。データは生データの列として配置するか、度数データとして要約するか、または分割表で要約するかが可能です。Minitabで、統計 > > クロス集計とカイニ乗を選択します。

カイ二乗適合度検定

各カテゴリの比率が期待比率とは異なるかどうかを判断するには、カイ二乗適合度検定を使用します。たとえば、調査員が、特定の色の靴を好む人の比率が特定の値と一致するかどうかを割り出すとします。データは生データの列として配置するか、または度数データとして要約するかが可能です。Minitabで、統計 > > カイ二乗適合度検定(1変数)を選択します。

記述統計量

複数のカテゴリ変数によって形成されるグループのデータを要約するには、Minitabで統計 > > 記述統計量を選択します。データは生データの列として配置するか、または度数データとして要約するかが可能です。

生データ、度数データ、要約データについての詳細は、データ型のワークシート配列を参照します。