カテゴリ内のすべての観測値を要約するデータは、要約データと呼ばれます。要約は、観測値、発生回数、その平均値などを合わせたものです。要約が発生回数である時は度数データと認識されます。ワークシートの各行が個々の観測値を表す生データとは対照的です。
- 度数データを取得するには、を選択します。ワークシートに結果を保存していることを確認します。
- 発生回数以外にも要約データを取得するには、を選択します。
生データ
工場に生産エラーがある時、管理者はワークシートにどの工場かを記録します。
度数データ
管理者はそのワークシートに発生回数を記します。最初の行には、A工場に106個のエラーがあったことが表示されます。
C1-T |
C2 |
工場 |
生産エラー |
A |
106 |
B |
127 |
C |
186 |
D |
155 |
要約データ
管理者がエラーの合計数ではなく平均数を計算したいとします。1年を通じたそれぞれの工場の週ごとの生産エラー数を記録します。ワークシートには工場名の列とその週のエラー数の列があります。管理者の記録データは年間であるため、ワークシートには208行あります(52週 x 4工場)。データ管理者は要約データを使用して各工場の週ごとの平均エラー数を計算できます。
C1-T |
C2 |
工場 |
週ごとの生産エラーを平均する |
A |
2.1 |
B |
2.4 |
C |
3.6 |
D |
3.0 |