記述統計量(表)の関連変数の要約統計量を解釈

関連変数とはカテゴリ変数によってグループ化される連続変数です。Minitabでは、表に関連変数の要約統計量を表示することができます。

それぞれの表の下部に、Minitabは統計とそのセル内順序を示すセル内容を表示します。要約統計では、平均、中央値、最小、最大、和、標準偏差、データ値、非欠損観測値数、欠損観測値数、特定の値に等しい観測値の比率、および2つの数の間の観測値の比率を、それぞれの関連変数で表示することができます。

列: 性別

女性男性すべて
     
76.8670.8273.14
585454
10092100
11.629.5610.75
355691
0.000000.089290.05495
0.28570.35710.3297
セルの内容
      脈拍1 : 平均
      脈拍1 : 最小
      脈拍1 : 最大
      脈拍1 : 標準偏差
      脈拍1 : 非欠損値
      脈拍1 : 74~74の比率
      脈拍1 : 70~80の比率
主要な結果: 平均、最小、最大、標準偏差、非欠損、範囲の比率

この表は、性別で分類される脈拍数の統計的要約を含んでいます。それぞれのセルで、Minitabは平均、最小、最大、標準偏差、観測値数、特定の値に等しい値の比率、および値の特定の範囲内に収まる値の比率を表示します。表の列は次の通りです。
  • 最初の列には、女性の要約された脈拍のデータが含まれます。
  • 2番目の列には、男性の要約された脈拍のデータが含まれます。
  • 3番目の列には、研究対象全員の要約された脈拍のデータが含まれます。

研究対象全員で、平均脈拍数は1分間73.14回です。最小値は54 bpmで、最大値は100 bpmです。標準偏差は10.75です。研究対象者の数は91人(女性35人、男性56人)です。脈拍数の5.495%はぴったり74 bpmで、脈拍数の32.97%は70~80 bpmです。