ピアソンのカイ二乗統計量(χ2)は、観測度数と期待度数の差の二乗を示します。
尤度比カイ二乗統計量(G2)は、観測度数の期待度数に対する比率に基づいています。
変数に関連性があるかどうかをテストするには、カイ二乗統計量を使用します。
これらの結果では、両方のカイ二乗統計量がとても似ています。p値を用いて、カイ二乗統計量の有意性を評価します。
カイ二乗 | 自由度 | p値 | |
---|---|---|---|
Pearson | 11.788 | 4 | 0.019 |
尤度比 | 11.816 | 4 | 0.019 |
期待度数が小さい時、結果は誤解を招く可能性があります。詳細は、クロス集計とカイニ乗のデータに関する考慮事項を参照してください。
自由度(DF)は統計内で独立している情報の数です。表の自由度は(列数 – 1)に(行数 – 1)を乗じます。
Minitabでは、自由度を使用して、検定統計量と関連性のあるp値を判定します。
これらの結果では、自由度(DF)は4です。
カイ二乗 | 自由度 | p値 | |
---|---|---|---|
Pearson | 11.788 | 4 | 0.019 |
尤度比 | 11.816 | 4 | 0.019 |
p値は帰無仮説を棄却するための証拠を測定する確率です。確率が低いほど、帰無仮説を棄却する強力な証拠となります。
p値を用いて、帰無仮説を却下するか却下できないかを判断し、変数の独立を示します。
Minitabでは、カイ二乗統計量を使用してp値を決定します。
期待度数が1未満の場合は結果が無効の可能性があるため、Minitabではp値が表示されません。
これらの結果では、p値は0.019です。p値はαより小さいため、帰無仮説を棄却します。変数に関連性があると結論付けることができます。
カイ二乗 | 自由度 | p値 | |
---|---|---|---|
Pearson | 11.788 | 4 | 0.019 |
尤度比 | 11.816 | 4 | 0.019 |