クロス集計とカイニ乗の概要

1つ以上のカテゴリ変数に分類するデータがある場合はクロス集計とカイニ乗を使用します。クロス集計およびカイ二乗分析では、以下のことができます。
  • 2つないしはそれ以上のカテゴリ変数から、カテゴリの組み合わせに対する計数または百分率を割り出します。
  • 変数間の関係を調査します。

クロス集計は、2つないしはそれ以上のカテゴリ変数に基づき、データ値の共同頻度を表示します。共同頻度データをカイ二乗統計量で分析することが可能で、変数に関連性があるのか、独立しているのかを判定します。クロス集計分析は二元配置表に使用され、分割表としても知られています。

たとえば、技師が異なる生産ライン、各シフトで、何個の不良部品が生産されているかを割り出すとします。この表は、それぞれの生産ラインとシフトの度数データを表示します。百分率と他の表統計量は、データを分析する時に使うことができます。
生産ライン 午前 合計
A 4 25 29
B 5 18 23
C 3 23 26
すべて 12 66 78

この分析の場所

クロス集計およびカイ二乗分析を実行するには、統計 > > クロス集計とカイニ乗を選択します。

他の分析を使用する場合

サンプルデータのカテゴリの比率が仮説の分布と一致しているかを判定する時は、カイ二乗適合度検定を用います。