あるTシャツショップの購買担当者が、各サイズのTシャツの販売した比率と注文した比率を比較したいと考えています。購買担当者は1週間に販売した各サイズのTシャツの数を数えます。
購買担当者は、カイ二乗適合度検定を実行して、販売されたTシャツのサイズの比率が注文したTシャツのサイズの比率と一致するかどうかを判定します。
販売数の観測値と期待値の差が最も大きかったのはMサイズです。したがって、このカテゴリがカイ二乗統計量への寄与度が最も大きい0.355になっています。
全体のカイ二乗統計量は0.648で、p値は0.885です。p値が有意水準値の0.05より大きいため、買い手は帰無仮説は棄却できません。Tシャツの販売の観測値と販売の期待値の間に有意差はないと、買い手は結論を出します。
カテゴリ | 観測値 | 検定比率 | 期待 | カイ二乗への寄与度 |
---|---|---|---|---|
S | 25 | 0.1 | 22.5 | 0.277778 |
M | 41 | 0.2 | 45.0 | 0.355556 |
L | 91 | 0.4 | 90.0 | 0.011111 |
XL | 68 | 0.3 | 67.5 | 0.003704 |
N | 自由度 | カイ二乗 | p値 |
---|---|---|---|
225 | 3 | 0.648148 | 0.885 |