公差区間の精度が高くなると、より便利で多くの情報が得られるようになります。公差区間の精度が不十分だと、区間が広すぎて、指定した母集団よりも多くのパーセントが含まれるようになる場合があります。
を使用して、公差区間の精度を決定できます。母集団のうち、公差区間に含まれる最小パーセントの目標値をp%とします。次の統計量により、公差区間の精度が定義されます。
母集団の90%をカバーする公差区間を計算するとします。誤差幅確率のデフォルトである0.05(5%)を使用し、区間の誤差の幅が2%であるという結果が得られました。これらの統計量は、区間に母集団の92%以上が含まれる可能性が5%しかないことを示しています。