母標準偏差が既知の場合、正規分布からの平均の信頼区間は、次の式で求められます。
誤差幅は次の式で求められます。
nの解は次の式で求められます。
母標準偏差が未知の場合、正規分布からの平均の信頼区間は、次の式で求められます。
誤差幅は次の式で求められます。
nの解を求めるには、次のような最小のnを計算します。
用語 | 説明 |
---|---|
![]() | サンプル平均 |
zα/2 | 標準正規分布の1-α/2における逆累積確率。ここで、α = 1 - 信頼水準/100 |
σ | 母集団標準偏差(既知と仮定する) |
n | サンプルサイズ |
ME | 誤差幅 |
t α/2 | 自由度がn-1のt分布の1-α/2における逆累積確率 |
S | 計画値 |
間隔(PL、PU)は、pの近似的な100(1 – α)%信頼区間です。
nを解くには、次のようにnの最小値を計算します:
用語 | 説明 |
---|---|
v1(下側限界) | 2x |
v2(下側限界) | 2(n – x + 1) |
v1(上側限界) | 2(x + 1) |
v2(上側限界) | 2(n – x) |
x | 事象数 |
n | 試行回数 |
F(下側限界) | 自由度がv1およびv2のF分布の下限α/2の点 |
F(上側限界) | 自由度がv1およびv2のF分布の上限α/2の点 |
ポアソン分布の率または平均に対する下側信頼限界は、次の式で求められます。
ポアソン分布の率または平均に対する上側信頼限界は、次の式で求められます。
下側誤差幅は、−1×(下側信頼限界)です。上側誤差幅は、上側信頼限界に等しくなります。
nの解を求めるには、次のような最小のnを計算します。
(S – SL) ≤ MEおよび(SU – S) ≤ ME
用語 | 説明 |
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n | サンプルサイズ |
t | 観測の長さ。ポアソン平均の場合、長さ=1 |
s | ポアソン工程での出現総数 |
χ2p, x | 自由度pのカイ二乗分布のx番目の上位百分位数点。ここで、0 < x < 1 |
S | 計画値 |
ME | 誤差幅 |
標準偏差の信頼区間は、上の式の平方根を取ることにより求められます。
下側誤差幅は、−1×(下側信頼限界)です。上側誤差幅は、上側信頼限界に等しくなります。
分散に対するnの解を求めるには、次のような最小のnを計算します。
(S2 – S2L) ≤ MEおよび(S2U – S2) ≤ ME
標準偏差に対するnの解を求めるには、次のような最小のnを計算します。
(S – SL) ≤ MEおよび(SU – S) ≤ ME
用語 | 説明 |
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n | サンプルサイズ |
s2 | サンプル分散 |
Χ2 p | 自由度(n – 1)のカイ二乗分布の100p番目の上位百分位数点 |
S | 計画値 |
ME | 誤差幅 |