一元配置分散分析の検出力とサンプルサイズのデータの入力

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  1. 水準数に、因子が持つ異なる値またはカテゴリの数を入力します。たとえば、「シフト」という因子に3つの設定(「朝」、「昼」、「夜」)がある場合、水準数は3です。
  2. 以下の検出力関数変数のうち2つで、値を指定します。計算したい変数は空欄にしておきます。
    ヒント

    フィールドに複数の値を入力する場合、値をスペースで区切ります。または、複数の値を表す省略表記を使用することもできます。たとえば、10から40まで5ずつ増分するサンプルサイズを示すには「10:40/5」と入力できます。

    • サンプルサイズ: 1つ以上の値を入力して、評価するサンプルサイズを指定します。入力した値は各因子水準に適用されます。たとえば、各因子水準に対して50個の観測値を収集する場合、「50」と入力します。異なるサンプルサイズの効果を評価するには、複数の値を入力します。サンプルサイズを大きくするほど、差に対する検出力が高くなります。
    • 平均間の最大差の値: 1つ以上の値を入力して、最小平均の因子水準と最大平均の因子水準の間で検出する平均の差を指定します。通常、用途に対して実質的に影響のある最小の差を入力します。たとえば、5の平均の差を検出することが重要で、5未満の差は重要度が低い場合、「5」と入力します。
    • 検出力: 1つ以上の値を入力して、母集団間の差が実際に存在する場合に、検定でその差を検出する確率を指定します。一般的な値は0.8および0.9です。たとえば、90%の確率で、実際に重要な差を検定で検出するには「0.9」と入力します。
  3. 標準偏差に、併合標準偏差の計画推定値を入力します。通常、この推定値は過去のデータ、予備実験、または工程に関する知識から得られます。