検定母集団の平均と目標値の差が指定した限界値の範囲内にあるかどうかを検定します。
たとえば、ある分析者が、ジェネリック薬品の平均濃度が目標濃度の+/-10 mg/ml内にあるかどうかを判断する場合が考えられます。
検定母集団の平均値が目標値より大きいかどうかを検定します。
たとえば、ある食品分析者が、廉価なドライドッグフードの配合に(ドッグフード100 gあたり)タンパク質が20gより多く含まれているかどうかを判断する場合が考えられます。
検定母集団の平均が目標値より小さいかどうかを検定します。
たとえば、ある分析者が、新しい薬品の効果が現れるまでの平均時間が5分未満かどうかを判断する場合が考えられます。
検定母集団の平均と目標値の差が下側限界より大きいかどうかを検定します。
たとえば、ある研究者が、試験薬による最低血圧の平均低下量が、期待される低下量(目標値)である3 mm Hg以上になるかどうかを判断する場合が考えられます。
検定母集団の平均と目標値の差が上側限界より小さいかどうかを検定します。
たとえば、ある分析者が、救急科での平均待ち時間が目標時間の110%未満であるかどうかを判断する場合が考えられます。
差の最小許容値を入力します。検定母集団の平均値と目標値の差がこの値より小さくないことを実証できます。
差の最大許容値を入力します。検定母集団の平均値と目標値の差がこの値を超えないことを実証できます。
フィールドに複数の値を入力する場合、値をスペースで区切ります。または、複数の値を表す省略表記を使用することもできます。たとえば、10から40まで5ずつ増分するサンプルサイズを示すには「10:40/5」と入力できます。
サンプルサイズ: 目的のサンプルサイズを入力します。異なるサンプルサイズの効果を評価するには、複数の値を入力します。サンプルサイズを大きくするほど、同等性を示す検出力が高くなります。
差(制限内): 1つ以上の値を入力して、母平均と目標値との間で検出する差を指定します。差の値は同等性限界内にある必要があります。差が同等性限界に近い場合、適切な検出力を得るにはサンプルサイズを大きくする必要があります。