サンプルサイズ(N)は、サンプルに含まれる観測値の合計数です。サンプルサイズは、期待される実行回数およびp値に影響を与えます。
Kは比較基準の値です。デフォルトでは、Kはサンプルデータの平均です。だたし、中間値などの別の値を指定することもできます。Minitabでは、Kを使用して観測された実行数を計算します。
Kより上の観測値の数は、デフォルトの平均である比較基準の値よりも大きい観測値の数です。Kより下の観測値の数は、比較基準値以下の観測値の数です。Minitabでは、これらの値を使用してp値を計算します。
期待される実行数は、ランダム系列における実行のサンプル分布の平均です。観測された実行数が期待される実行数より実質的に多いか、または少ない場合は、データの順序がランダムではない可能性が高くなります。データの順序がランダムかどうかを判断するには、p値を有意水準と比較します。
p値は帰無仮説を棄却するための証拠を測定する確率です。確率が低いほど帰無仮説を棄却するための強力な証拠となります。
p値を使用して、データの順序がランダムかどうかを判断します。