連検定のデータに関する考慮事項

有効な結果が確実に得られるようにするため、データの収集、分析の実行、および結果の解釈時には、次のガイドラインを考慮してください。

データは数値でなければならない
パッケージの重量などの連続データや、顧客からの苦情の数などの離散データが必要です。
サンプルデータはランダムに選択される必要がある
統計では、ランダムサンプルを使用して母集団についての一般化、つまり推測を行います。データがランダムに収集されていない場合には、結果が母集団を表さない可能性があります。詳細は、データのサンプルにおけるランダム性を参照してください。
十分な大きさのサンプルを収集する
連検定の結果は、比較基準より上と下の両方に少なくとも11個の観測値が存在する場合に有効です。
サンプル内の2つの数値の間のデータを欠損させることはできません。
データ列に含まれる任意の数値の間に欠損値があるとMinitabで分析を実行できなくなるため、その欠損値を削除する必要があります。ただし、データ列の最初または最後であれば、値が欠損していても構いません。