まず、サンプル中央値での差を考慮し、次に信頼区間を調べます。
差は、母集団中央値での差の推定値です。 差は母集団全体ではなくサンプルデータに基づくため、サンプル差が母集団差に一致する可能性は低いと言えます。より良好に母集団差を推定するためには、信頼区間を使用します。
信頼区間は、2つの母集団中央値間の差の値が含まれる可能性が高い範囲です。信頼区間により、結果の実質的な有意性を評価しやすくなります。状況に応じた専門知識を利用して、信頼区間に実質的に有意な値が含まれているかどうかを判断します。信頼区間が広すぎて役に立たない場合、サンプルのサイズを増加させることを検討します。
差 | 差に対する信頼区間 | 達成された信頼性 |
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-1.85 | (-3, -0.9) | 95.52% |
これらの結果では、2つのハイウェイで塗料が持続する月数の差に対する母集団中央値の推定値は-1.85です。95.52%の信頼度で、母集団中央値の差は-3.0から-0.9の間に含まれると考えることができます。
平均順位は、両方のサンプルに同じ値が含まれる場合に発生します。データに平均順位がある場合、Minitabには、平均順位に合わせて調整されたp値と未調整のp値が表示されます。調整されたp値は、通常、未調整のp値より正確です。ただし、未調整のp値は、特定のサンプルペアの場合に調整されたp値よりも必ず大きくなるため、より控えめな推定値となります。
帰無仮説 | H₀: η₁ - η₂ = 0 |
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対立仮説 | H₁: η₁ - η₂ ≠ 0 |
方法 | w値 | p値 |
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同順位に対して未調整 | 76.50 | 0.002 |
同順位に対して調整済み | 76.50 | 0.002 |
これらの結果では、高速道路で2つのブランドのペンキが持続する平均期間の差は0であることを帰無仮説は示しています。p値は有意水準0.05より小さい0.002なので、判定は、帰無仮説を棄却して、2つのブランドのペンキが持続する期間が異なると結論付けることになります。