データがワークシートの列にある場合は、次の手順を実行します。
サンプルをクリックして、分析に使用できる列を確認します。
C1 | C2 |
---|---|
タンパク質 | 製造方法 |
250.1 | 元の製造方法 |
253.0 | 元の製造方法 |
247.8 | 変更された製造方法 |
248.2 | 変更された製造方法 |
データがワークシートの個別の列にある場合は、次の手順を実行します。
検定サンプルは多くの場合、新しいまたは証明されていない製品または工程のものです。たとえば、製薬の分析における検定サンプルは、有名ブランド(参照)医薬品と効果が同じであると証明したいと考える新しいジェネリック医薬品の場合があります。
参照サンプルは多くの場合、証明済みの製品または工程のものです。たとえば、製薬の分析における参照サンプルは、既に目的の効果を持つことが証明されている医薬品の場合があります。
C1 | C2 |
---|---|
ジェネリック医薬品 | 現在の医薬品 |
5.03 | 4.97 |
4.95 | 5.01 |
4.92 | 5.00 |
4.98 | 5.05 |
ワークシートに実際のサンプルデータではなく各サンプルの要約統計量がある場合は、次の手順を実行します。
ドロップダウンリストから、同等性基準をどのように表現するかを指定します。
検定母集団の平均と参照母集団の平均の差に関して同等性を定義します。
検定母集団の平均と参照母集団の平均の比に関して同等性を定義します。
元のデータの対数変換を使用してモデル化されるように、検定母集団の平均と参照母集団の平均の比に関して同等性を定義します。このオプションでは、すべての観測値が0より大きい必要があります。
このオプションは要約データでは使用できません。
ドロップダウンリストから、証明または実証する仮説を選択します。
検定平均値と参照平均値の差を検定するには、次のいずれかのオプションを選択します。
母平均間の差が指定した限界に収まるかどうかを検定します。
たとえば、ある分析者は新しいジェネリック医薬品の強度が有名ブランド医薬品の平均強度の± 10mg/ml以内であるかどうかを判断したいと考えています。
検定母集団の平均が参照母集団の平均より大きいかどうかを検定します。
たとえば、ある食品分析者は製造方法を改善したドッグフードの100gあたりのタンパク質含有量の平均が現在の製造方法より多いかどうかを判断したいと考えています。
検定母集団の平均が参照母集団の平均より小さいかどうかを検定します。
たとえば、ある分析者は新薬が効果を発揮するまでの時間が平均で現在の薬よりも短いことを示したいと考えています。
母平均間の差が下側限界より大きいかどうかを検定します。
たとえば、ある研究者は実験薬を服用した場合の最低血圧の降下の平均が現在の薬を服用した場合の降下の平均よりも3 mm Hg以上大きいかどうかを判断したいと考えています。
母平均間の差が上側限界より小さいかどうかを検定します。
たとえば、ある分析者は1か所の病院の救急科での平均待ち時間が別の場所の病院の平均待ち時間より5分以上長くないかどうかを判断したいと考えています。
検定平均値と参照平均値の比を検定するには、次のいずれかのオプションを選択します。
母平均間の比が指定した限界に収まるかどうかを検定します。両方の限界は0より大きい必要があります。比が1の場合、2つの平均値が等しいことを示します。
たとえば、ある分析者は新しい風邪薬の製剤の有効成分量が標準的な風邪薬の0.8~1.2倍であるかどうかを判断したいと考えています。
母平均間の比が下側限界より大きいかどうかを検定します。
たとえば、ある研究者は実験薬を服用した場合の最低血圧の降下の平均が現在の薬を服用した場合の降下の平均の1.5倍以上であるかどうかを判断したいと考えています。
母平均間の比が上側限界より小さいかどうかを検定します。
たとえば、ある分析者は新しい心理療法の平均応答時間が従来の心理療法の応答時間より5%以上長くないことを証明したいと考えています。分析者は、平均応答時間の比が1.05未満であるかどうかを検定します。
元のデータの対数変換を使用して検定平均値と参照平均値の比を検定するには、次のいずれかのオプションを選択します。
母平均間の比が指定した限界に収まるかどうかを検定します。両方の限界は0より大きい必要があります。比が1の場合、2つの平均値が等しいことを示します。
たとえば、ある分析者は対数変換データを使用して、検定製剤の平均生体利用効率が参照製剤の80%(0.8)~125%(1.25)以内であることを示す必要があります。
母平均間の比が下側限界より大きいかどうかを検定します。
たとえば、ある分析者は対数変換データを使用して、検定製剤の平均生体利用効率が参照製剤の80%(0.8)より高いことを示す必要があります。
母平均間の比が上側限界より小さいかどうかを検定します。
たとえば、ある分析者は対数変換データを使用して、検定製剤の平均生体利用効率が参照製剤の125%(1.25)より低いことを示す必要があります。
対立仮説に含まれる各同等性限界の値を入力します。
差または比の許容可能な最小値を入力します。検定母集団の平均と参照母集団の平均の差(または比)がこの値より低くないことを示す必要があります。
差または比の許容可能な最大値を入力します。検定母集団の平均と参照母集団の平均の差(または比)がこの値より高くないことを示す必要があります。
このオプションを選択すると、限界が参照平均値の割合を表すように指定します。検定母集団の平均が参照母集団の平均の特定の割合以内に収まっているかどうかを検定するために使用します。たとえば、このオプションを選択して、限界を固定値0.1から参照平均値の10%に等しい値に変更します。
このオプションは、検定平均値と参照平均値の差に関して同等性を表現する場合のみ表示されます。