行列プロットを使用して、2つの連続変数の間の関係を調べます。また、関係の外れ値を探します。外れ値は、ピアソン相関係数の結果に大きな影響を与える可能性があります。
関係は線形関係、単調関係か、またはどちらにも当てはまらないかを判断します。以下は、相関係数が記述する形式の種類の例です。ピアソン相関係数は線形の形式に適しています。スピアマン相関係数は単調の形式に適しています。
ピアソン相関係数を使用して、2つの連続変数の間の線形関係の強さと方向を調べます。
相関係数の範囲は-1~+1の値です。係数の絶対値が大きいほど、変数間の関係は強まります。
ピアソン相関では、絶対値が1の場合、完璧な線形関係であることを示します。0に近い相関は、変数間に線形関係がないことを示します。相関係数の符号は関係の方向を示します。2つの変数がともに増加または減少する場合、係数は正で、相関を表す線の傾きが右上がりになります。一方の変数が増加するともう一方が減少する傾向にある場合、係数は負になり、相関を表す線の傾きが右下がりになります。
相関の種類 | Pearson |
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使用中の行数 | 30 |
年齢 | 居住年数 | 勤続年数 | 貯蓄 | 借金 | |
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居住年数 | 0.838 | ||||
勤続年数 | 0.848 | 0.952 | |||
貯蓄 | 0.552 | 0.570 | 0.539 | ||
借金 | 0.032 | 0.186 | 0.247 | -0.393 | |
クレジットカード数 | -0.130 | 0.053 | 0.023 | -0.410 | 0.474 |