ある医療コンサルタントが2つの病院の患者満足度評価を比較しようとしています。コンサルタントは各病院の20人の患者から評価を収集します。
コンサルタントは、病院間で患者の評価の違いがあるかどうかを調べるために2サンプルt検定を実行します。
帰無仮説では、2つの病院の評価の差が0であると仮定します。p値が0.000で有意水準0.05より小さいため、コンサルタントは帰無仮説を棄却し、2つの病院の評価が異なると結論付けます。
| μ₁: 病院 = Aの場合の評価の母平均 |
|---|
| µ₂: 病院 = Bの場合の評価の母平均 |
| 差: μ₁ - µ₂ |
| 病院 | N | 平均 | 標準偏差 | 平均の標準誤差 |
|---|---|---|---|---|
| A | 20 | 80.30 | 8.18 | 1.8 |
| B | 20 | 59.3 | 12.4 | 2.8 |
| 差 | 差に対する95%信頼区間 |
|---|---|
| 21.00 | (14.22, 27.78) |
| 帰無仮説 | H₀: μ₁ - µ₂ = 0 |
|---|---|
| 対立仮説 | H₁: μ₁ - µ₂ ≠ 0 |
| t値 | 自由度 | p値 |
|---|---|---|
| 6.31 | 32 | 0.000 |