1サンプルtの例

ある経済学者が、家庭の月間エネルギーコストが前年の平均月間コスト200ドルから変化したかを調べようとしています。経済学者は無作為に25の家庭をサンプル抽出し、今年のエネルギーコストを記録します。

経済学者は、月間エネルギーコストが200ドルと異なっているかどうかを調べるために1サンプルt検定を実行します。

  1. サンプルデータ家庭のエネルギーコスト.MTWを開きます。
  2. 統計 > 基本統計 > 1サンプルtを選択します。
  3. ドロップダウンリストから1つ以上のサンプルが1つの列にあるを選択し、エネルギーコストを入力します。
  4. 仮説検定を実行を選択します。
  5. 仮説の平均200を入力します。
  6. OKをクリックします。

結果を解釈する

帰無仮説では、エネルギーコストの平均が$200であると仮定します。p値が0.000で有意水準0.05より小さいため、エコノミストは帰無仮説を棄却し、世帯の1か月あたりの平均エネルギーコストが$200とは異なると結論付けます。95%信頼区間は、母平均が$200より大きくなる確率が高いことを示しています。

記述統計量

N平均標準偏差平均の標準誤差μに対する95%信頼区間
25330.6154.230.8(266.9, 394.2)
μ: エネルギーコストの母平均

検定

帰無仮説H₀: μ = 200
対立仮説H₁: μ ≠ 200
t値p値
4.230.000