重みは、望特性がどのように下限(または上限)と目標の間で分布しているかを決定します。また、各応答の個別望特性を決めるため、応答スケールを0~1の望特性スケールに変換する際に使用される満足関数の形状も決定します。
0.1から10の間で重みが選択され、目標値を達成することの重要性を上げたり下げたりします。
- 重みが1の時は、目標と限界がほぼ同程度に重要です。これは中立の設定です。
- 重み > 1の時は、目標に対する重要性が高いです。重みを増やすと、指定された望特性を達成するためには、応答を目標により近づけなければなりません。
- 重み < 1の時は、目標に対する重要性は低いです。重みを下げるために、応答を目標に近づける必要はありません。
次の図は、各種の重みがどのように満足関数の形状に影響するかを示しています。望特性がY軸で応答がX軸です。