ある食品研究室の研究者たちがチーズフォンデュのレシピを改善して、風味を良くし、フォンデュに浸したパンに付くチーズの量を最大化し、なべ底に焦げ付く量を最小化しようとしています。研究者たちは、混合配合と配膳温度の効果を調べるため、極値頂点混合実験を計画します。
研究者は混合計画のモデルを適合し、曲面プロットを使用して、風味の適合値と、エメンタール、グリュイエール、ブロスの量との関係を示します。
フォンデュデータの場合、研究者は、温度を一定の80度に保とうと考えます。風味を最大化するには、研究者は、風味の適合値が最大になるプロットの右上隅にある成分の比率を選択する必要があります。各成分の比率は、全比率の和が1になるよう選択しなければなりません。
曲面プロットでは、応答変数がどのように3つの成分と関係するかがモデル式に基づいて示されます。曲面プロットでは一度に3つの成分だけが示され、他の成分とプロセス変数は一定水準に保たれるため、曲面プロットが作成される3変数以外については固定水準での情報しか得られません。固定水準を変えると応答曲面も変化しますが、この変化は場合により非常に大きなものとなります。表示は、計画にプロセス変数または量変数が含まれるかどうか、およびこれらの変数の扱い方に関する選択に応じて異なります。
計画空間の境界はプロット上には表示されません。このような端点計画では、プロットは、計画空間を超えて広がることができます。特定点が計画空間の外側にあるかどうか、値の異常な組み合わせが発生するかどうかを判断するには、または、予測の正確性を評価するには
を選択します。