最適化プロットを使用して、指定したパラメータを条件とする予測変数の最適な設定を決定します。最適化プロットをダブルクリックして対話モードに変更し、どの程度変数が予測応答に影響を与えるかを調べます。赤い垂直バーを移動することで、プロットの変数設定を直接変更できます。
最適化プロットには予測変数設定の適合値が表示されます。ただし、予測区間は出力で分析して、将来の値が1つ含まれる可能性がある値の範囲が、プロセスの許容範囲内に入っているかどうかを判断する必要があります。
適合値を使用して、最適化プロットの設定に対する各応答変数の点推定を特定します。
予測区間(PI)は、変数設定の指定された組み合わせの1つの将来の応答値が含まれる可能性のある範囲です。同じ設定で別のデータ点を収集した場合、その新しいデータ点は予測区間に入っている可能性が高いといえます。予測区間が狭いほど、その予測の精度が高いことを示しています。
変数 | 設定 |
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材料 | 製法2 |
射出圧力 | 98.4848 |
射出温度 | 100 |
冷却温度 | 45 |
測定温度 | 21.4875 |
応答 | 適合値 | 適合値の標準誤差 | 95%信頼区間 | 95%予測区間 |
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強度 | 32.34 | 1.04 | (29.45, 35.22) | (27.25, 37.43) |
密度 | 0.6826 | 0.0597 | (0.5167, 0.8484) | (0.3899, 0.9753) |
断熱性 | 25.608 | 0.268 | (24.863, 26.352) | (24.294, 26.921) |
プロセスに関する専門知識を使用して、予測区間が許容可能な境界内に収まるかどうかを判断します。