各応答に対し、等高線の最小値と最大値を定義する必要があります。応答の目標に対応する等高線を定義する必要があります。以下に、いくつかの例を示します。
- 応答を最小化することが目標の場合(望小特性)、「再診」の減少点で下限側値を設定したいと思うかもしれません。「再診」の減少点とは、特定の値を下回っても差があまり大きくならない点です。「再診」の減少点がない場合は、到達の難しい非常に小さな数字を使用します。上限側で最大許容値を使用します。
- 応答を目標値に一致させることが目標の場合、応答に上側と下側の規格限界がある可能性があります。グラフは対応する因子設定に応答の平均値を表示するので、規格限界内の下限値と上限値を設定して、個々の観測値を確実に規格限界に分布させる必要があります。規格限界がないときは、上限と下限の「再診」の減少点を使用します。
- 応答を最大化すること(望大特性)が目標の場合、「再診」の減少点に上限側の値を設定したくなるかもしれません。「再診」の減少点は、特定の値を上回っても差があまり大きくならない点です。下限側には、許容できる最小値を指定します。
いずれの場合も、到達点とは、指定した2つの値の範囲内に応答が収まることです。
- 応答
- 指定する応答をリスト化して、重ね合わせ等高線プロットに表示します。
- 下限側
- 各応答の等高線のラインに低い値を入力します。
- 上限側
- 各応答の等高線のラインに高い値を入力します。
注
2値ロジスティックモデルの当てはめまたは2値応答曲面計画を分析のモデルでは、低い値と高い値は0~1でなければなりません。