重ね合わせ等高線プロットのデータに関する考慮事項

有効な結果が確実に得られるようにするため、分析の実行および結果の解釈時には、次のガイドラインを考慮してください。

まず、モデルを適合して保存する分析を実行する
重ね合わせ等高線プロットでは、応答に適合する最新の保存モデルを使用します。モデルを自動的に保存する分析を実行しなかった場合、使用できるモデルが存在しません。詳細は保存モデルの概要を参照してください。
モデルには、少なくとも2つの連続変数を組み込む必要がある

保存モデルに少なくとも2つの連続変数が含まれていない場合、このプロットは利用できません。一般線形モデルの適合を使用してモデルを適合すると、このプロットの共変量しか含めることができません。ただし、要因計画の分析または変動性の分析を使ってモデルを適合した場合、連続因子はグラフ化することができますが、共変量はグラフ化できません。

混合計画には、プロットを作成するため、少なくとも3つの成分変数、または少なくとも2つの数値型のプロセス変数を持つ必要があります。

モデルが分析の仮定を満たすかどうかを検証する
保存モデルが元の分析の仮説を満たさない場合、重ね合わせ等高線プロットは正確ではない可能性があります。詳細は、以下にある元の分析をクリックして、「データに関する考慮事項」トピックと「主要な結果」トピックを参照してください。
変数設定は、モデルを適合するために使用するデータに類似する必要がある
モデルを適合するのに使用するデータの範囲外の変数設定値を使用する場合、適合後の値は誤解を招くものとなる可能性があります。また、変数設定値の組み合わせは、モデルの適合に使用する組み合わせと似たものである必要があります。該当する点は、予測を使用して点がモデルの適合に使用したデータと比べて異常かどうかを判断することができます。予測もまた出力に予測区間を含み、予測の精度を判断することができます。

混合計画の予測を作成するには、統計 > 実験計画法(DOE) > 混合 > 混合計画の分析 > 予測を選択します。