3次元プロットの主要な結果を解釈する

3次元プロットを使用して、因子と応答の関係を示す際に使うことができます。各3次元プロットには3つの因子を示せます。因子が2つしかない場合、Minitabでは2次元(スクエア)プロットが表示されます。Minitabでは、必要な数だけ3次元プロットが作成され、最高8つまで因子が示されます。3次元プロットは、応答平均があってもなくても作成できます。応答なしで因子をプロットすると、実験計画がどのように見えるかがわかります。応答平均を表示する場合、2種類の平均から選択できます。
  • データ平均は、因子水準の組み合わせごとの生データの平均です。
  • 適合平均は、適合するモデルに基づく各因子水準の組合せの予測値です。

混合計画では、3次元プロットにはデータ平均のみが表示されます。平均のタイプに関する詳細については、データ平均と適合平均を参照してください。

主要な結果:3次元プロット

断熱データにおいては、2つの3次元プロットに4因子の因子設定のすべての組み合わせと、各組み合わせに対する適合平均が表示されています。左側の3次元プロットは、冷却温度が25の時の応答平均を示しています。右側の3次元プロットは、冷却温度が45のときの応答平均を示しています。3次元プロット上の適合平均を使用して、計画内のすべての点におけるモデルの予測を評価します。

たとえば、冷却温度45、製法2、射出温度100、射出圧力150の組み合わせは、断熱値(28.3558)の適合平均の最大値と関連します。