ある電子機器設計技師は、動作温度と3タイプのフェースプレートガラスがオシロスコープ管の光出力に及ぼす影響を調べています。技師は一般線形モデルの適合を実行した後、比較を使用して、ガラスの種類のペア間の平均差が統計的に有意かどうかを判断し、その差がどの程度なのかを推定します

  1. 標本データを開く、 光出力.MTW.
  2. 統計 > 分散分析 > 一般線形モデル > 比較を選択します。
  3. 応答から、光出力を選択します。
  4. 比較のタイプで、ペアワイズを選択します。
  5. 方法で、Tukeyを選択します。
  6. 比較の項を選択で、ガラス種別をダブルクリックします。
  7. [グラフ]をクリックします。
  8. 平均の差の区間プロットを確認します。
  9. 各ダイアログボックスでOKをクリックします。

結果を解釈する

差の区間プロットは、「2-1」という名前のついたこの区間にはゼロが含まれないので、ガラス種類1とガラス種類2の間の光出力の平均差が統計的に有意であることを示します。

また、グループ化情報表は、2つのグループが文字を共有しないので、この差が統計的に有意であることを示します。この表は、ガラス種類1の平均が1087.33、ガラス種類2の平均が1035.00であることを示します。

Tukey法と95%信頼水準を使用したグループ化情報

ガラス種別N平均グループ化
191087.33A 
391054.67AB
291035.00  B
文字を共有しない平均は、有意差があります。