分析するデータの列を指定するには、次の手順を実行します。
季節の長さが不明な場合は、またはを使用して長さを特定できるようにします。
このワークシートでは、[売上高]に各月に販売されたコンピュータの台数が入力されています。
C1 |
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売上高 |
195000 |
213330 |
208005 |
249000 |
237040 |
データに負の値が含まれている場合、乗法モデルを適合させてはなりません。正と負のデータがある場合、負のデータの乗法の季節指標は、データが正だった場合の逆数を取ります。このため、モデルはデータに適合しません。
重み値により、現在の条件に対する各成分の反応を定義して平滑化の量を調整します。通常は、データを十分に平滑化して雑音(不規則な変動)を減らし、パターンが明確になるようにすることができます。ただし、重要な詳細が失われるまでデータを平滑化しないでください。
まず、デフォルトの重み値を使用して分析を実行します。結果の時系列プロットを調べた後、重み値を増減することができます。重み値を小さくするとより平滑な線になり、重み値を大きくすると平滑な線ではなくなります。雑音の多いデータでは、小さな重み値を使用して平滑化値が雑音によって変動しないようにします。重み値を調整する場合、通常は、水準成分の重み値を調整することが精度の測度を改善する最適な方法です。通常、その他の重み値を変更しても、水準の重みを適切な値に調整した後の効果は小さくなります。
時系列の予測を行うには、次の手順を実行します。
値を入力すると、その行番号までのデータのみが予測で使用されます。Minitabでは適合値の計算にすべてのデータを使用するため、予測値は適合値と異なります。