ある環境エンジニアが、15日間にわたって川の2ヶ所の水中の沈殿物を測定します。エンジニアは、2か所の間に相関があると予想します。1つの場所は河川の下流に位置するため、エンジニアは、水が2か所の間を移動するのに要する時間との相関は一定のパターンを示すと予想します。

エンジニアが相互相関分析を実行して、水が上流から下流に移動するのに要する日数を判定するとします。

  1. 標本データを開く、 川の沈殿物.MTW#.
  2. 統計 > 時系列 > 相互相関を選択します。
  3. 第1系列上流を入力します。
  4. 第2系列下流を入力します。
  5. OKをクリックします。

結果を解釈する

相互相関関数は、遅れ-2で大きなスパイクを示しています。通常、約0.92の値は、0.55 = より大きいため、0から有意に異なっています。これは、0からの標準偏差が2つより多い相関であることを示す一般的な規則の計算です。エンジニアは、水が上流の場所から下流の場所に2日間かけて移動すると結論付けることができます。

CCF -上流 (t) と下流 (t+k) を相関させる

相互相関

遅れ(Lag)CCF
-130.088605
-12-0.094967
-11-0.044034
-100.002249
-9-0.075707
-8-0.129418
-7-0.211479
-60.274646
-50.070625
-4-0.080266
-3-0.116391
-20.919857
-1-0.030654
0-0.244537
1-0.020511
20.137672
3-0.169664
4-0.288815
5-0.143804
6-0.027369
70.144552
8-0.169233
90.133472
100.176201
11-0.026856
12-0.041351
13-0.026638