信頼性分析におけるMTTFとは、ある製品が故障するまでの正しく機能する平均時間です。これは製品の平均寿命です。
打ち切りデータでは、データの算術平均は信頼できる中心値とはなりません。これは少なくとも一部の故障時間が未知であるためです。MTTFでは、打ち切り観測値も考慮した分布の論理的な中心値が推定されます。
たとえば、自動車のタイヤの耐久性をマイル単位で調べたとします。結果の分布IDプロットを作成し、以下のMTTF表が得られます:
| 95%正規信頼区間 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 分布 | 平均 | 標準誤差 | 下限 | 上限 |
| ワイブル | 69545.4 | 629.34 | 68322.8 | 70789.9 |
| 対数正規 | 72248.6 | 1066.42 | 70188.4 | 74369.3 |
| 指数 | 75858.8 | 2865.18 | 70446.0 | 81687.6 |
| 最小極値 | 69473.1 | 646.64 | 68205.7 | 70740.5 |
ワイブル分布と最小極値分布では、約69500と、類似したMTTFが出力されました(表の「平均」の列)。指数分布のMTTFが最も大きく、75858.8です。
すべての分布が適切に適合する場合、わずかにMTTFが良い対数正規分布または指数分布を選択します。