Cox-Snell残差とは標準化残差の1つで、信頼性分析で使用されます。残差とは、観測データ点と予測値または適合値との差です。Cox-Snell残差は、寿命回帰モデルからの分布および推定パラメータを考慮します。
Cox-Snell残差は、各観測値の生存確率の負の自然対数と同じです。
Minitabは、寿命データ回帰モデルと加速寿命試験モデルのCox-Snell残差を指数確率プロットに表示します。これにより、次のことが行えます。
- 追加調査が必要になる極端な観測値を特定します。
- 故障時間または対数故障時間の分布が適切かどうかを評価します。
- 加速寿命試験における故障時間/対数故障時間とストレス変数の関係が適切かどうかを評価します。