複数の信頼性分布に関する複数の初期推定値を指定する方法

パラメータの初期推定値を指定する場合、故障の各分布および推定する各パラメータに対して入力する必要があります。

初期推定値は、故障モードごとに割り当てられ、次に変数ごとに割り当てられます。通常、最初の列には故障モード1、変数1の初期推定値を入力し、2番目の列には故障モード1、変数2の初期推定値を入力し、以下同様に続けます。変数2に故障モード1がない場合は、2番目の列には故障モード2、変数1の初期推定値が入力されます。

変数、グループ水準、および故障モードの組み合わせがそれぞれに一意の分布を表し、1つの列またはそれぞれ別の列に入力されている推定値を必要とします。
変数、グループ水準、故障モード 入力

単一の変数と単一の故障モード

分布の各パラメータの初期推定値が含まれる1つの列を入力します。

単一の変数と複数の故障モード

すべての故障モードに対して同じ推定値を使用する場合、1セットの初期推定値が含まれる1つの列を入力します。

各故障モードに対して1列の初期推定値を入力します。たとえば、3つの故障モードがある場合は、初期推定値の列を3つ入力します。

変数、グループ水準、故障モード 入力

2つ以上の変数のそれぞれに単一の故障モード

すべての変数に対して同じ初期推定値を使用する場合、1つの列を入力します。

変数ごとに初期推定値の列を1つ入力します。

2つ以上の変数のそれぞれに複数の故障モード

すべての変数および故障モードに対して同じ推定値を使用する場合、1セットの初期推定値が含まれる1つの列を入力します。

各変数の各故障モードに対して1列の初期推定値を入力します。たとえば、2つの変数と2つの故障モードがある場合は、初期推定値の列を4つ入力します。

変数、グループ水準、故障モード 入力

1つのグループ変数と複数のグループ水準および単一の故障モード

すべてのグループ水準に対して同じ推定値を使用する場合、1セットの初期推定値が含まれる1つの列を入力します。

グループ水準ごとに初期推定値の列を1つ入力します。たとえば、4つのグループ水準がある場合は、初期推定値の列を4つ入力します。

1つのグループ変数と複数のグループ水準および複数の故障モード

すべてのグループ水準および故障モードに対して同じ推定値を使用する場合、1セットの初期推定値が含まれる1つの列を入力します。

各グループ水準の故障モードごとに初期推定値の列を1つ入力します。たとえば、2つのグループ水準のそれぞれに3つの故障モードがある場合は、初期推定値の列を6つ入力します。

分析から除外した故障モードに対しては、初期推定値を入力しないでください。