寿命データモデルの回帰分析におけるモデルパラメータの初期推定値を指定する

Minitabでは、修正されたNewton-Raphsonアルゴリズムを使用してモデルパラメータが推定されます。Minitabでデータからパラメータが推定される場合、アルゴリズムの開始値および最大反復数を指定できます。

ワークシートで、モデル項に対応するエントリを列に入力します。モデルフィールドに項を入力する順序を使用します。複雑なモデルの場合、デフォルトの初期推定値を使用して分析を実行することにより初期推定値列のエントリの順序を決定できます。推定値の順序は、出力の回帰表内のパラメータ順序と同じです。

初期推定値が真の解から遠い場合、最尤法による解では収束しないことがあります。したがって、パラメータ推定のおおよその開始値を入力する必要があります。

  1. 統計 > 信頼性/生存時間 > 寿命データの回帰分析を選択します。
  2. オプションをクリックします。
  3. 初期推定値を使用するにアルゴリズムの初期推定値の列を入力します。
  4. 最大反復数に収束するまでの最大反復数を入力します(デフォルトは20です)。

    Minitabでは、工程を反復することで最尤推定値が計算されます。収束する前に最大反復数に達した場合は、アルゴリズムが終了します。