Minitabでは、現在のデータに関して次の要約情報が表示されます。
- 合計個数は、データ収集期間中に出荷された個数です。
- 観測された故障数は、データ収集期間中に実際に発生した故障数(または保証請求数)の合計です。
- 期待される故障数は、データ収集期間中に発生することが予測される故障数の合計です。期待される故障数と観測された故障数が大幅に異なる場合、選択した分布は、特に最小二乗推定法を使用する際に、データにうまくあてはまらない可能性があります。
- 95%ポアソン信頼区間は、予測故障数の95%信頼区間です。
- 将来の時間間隔で故障するリスクがある個数は、データ収集期間中に故障しなかった出荷数です。故障するリスクがある個数は、合計個数から観測された故障数を引いた数です。
出力例
現在の保証請求の要約
合計個数 | 12000 |
---|
観測された故障数 | 69 |
---|
期待される故障数 | 68.5201 |
---|
95%ポアソン信頼区間 | (53.2630, 86.7876) |
---|
| |
---|
将来故障するリスクがある個数 | 11931 |
---|
解釈
コンプレッサーデータの場合、12,000個を出荷し、そのうち69個(保証請求の結果)が故障しました。モデルでは、95%信頼区間(53.2630~86.7876)により約69個の故障が予測されていました。