寿命データの回帰分析の生存確率表

生存確率表は、ある特定時間まで製品が正常に機能する確率を示しています。これらの値を使用すると、製品が信頼性要件を満たしているかどうかを判断したり、2つ以上の製品デザインの信頼性を比較したりできます。

生存確率表は、次の列からなります。
  • 時間。製品のある確率が正常に機能して生存すると予測される特定の時間。
  • 予測変数。その予測の因子設定の組み合わせを示します。
  • 確率。ある特定の時間までその製品が正常に機能する確率です。
  • 95%信頼区間。パラメータの真の値を含んでいる可能性が高い値の範囲を示します。

これらの値は、データに対して適切なモデルにのみ使用します。モデルがデータに適合していなければ、これらの推定値は不正確になる場合があります。

出力例

生存確率表





95.0%正規信頼区間
時間計画重み確率下限上限
240標準5.00.7537320.4958800.892300
240標準7.50.5264400.3054130.706746
240標準10.00.2331380.0488030.495546
240新規5.00.9952680.9730520.999177
240新規7.50.9892930.9509410.997699
240新規10.00.9758650.8949260.994638

解釈

コンプレッサーデータの場合、生存確率表に次の結果が含まれます。
  • 行1は、標準デザインと5ポンドの飛翔体重量の組み合わせを指しています。この組み合わせでは、モデルによって240時間信頼性が0.753752であると予測されています。つまり、5ポンドの飛翔体を当てられた標準コンプレッサーケースが240時間まで正常に機能する確率は、75.3752%あるということです。
  • 行4は、新デザインと5ポンドの飛翔体重量の組み合わせを指しています。この組み合わせでは、モデルによって240時間信頼性が0.995268であると予測されています。つまり、5ポンドの飛翔体を当てられた新しいコンプレッサーケースが240時間まで正常に機能する確率は、99.5268%あるということです。

同じ飛翔体重量を使った標準と新デザインの生存確率を比較することで、メーカーは新デザインの方が標準デザインより長く機能すると結論づけます。