寿命データの回帰分析の百分位数表

百分位数表は、母集団のある割合が故障すると予測される製品年齢を示します。これらの値を使用すると、製品が信頼性要件を満たしているかどうかを判断したり、2つ以上の製品デザインの信頼性を比較したりできます。

百分位数表は、次の列からなります。
  • パーセント。故障すると予測されるある母集団の割合です。
  • 予測変数。その予測に対する因子設定の組み合わせを示します。
  • 百分位数。母集団の、ある割合が故障すると予測される製品年齢です。
  • 標準誤差。推定値における変動性の推定法です。
  • 95%信頼区間。パラメータの真の値を含んでいる可能性が高い値の範囲を示します。

これらの値は、データに対して適切なモデルにのみ使用します。モデルがデータに適合していない場合、これらの推定値は不正確になる場合があります。

出力例

パーセンタイル表






95.0%正規信頼区間
パーセント計画重みパーセンタイル標準誤差下限上限
1標準5.0134.91117.6574104.385174.363
1標準7.5117.11316.027989.5591153.144
1標準10.0101.66316.383074.1295139.423
1新規5.0273.21436.8022209.819355.763
1新規7.5237.17132.6878181.028310.726
1新規10.0205.88232.8675150.568281.518
5標準5.0178.74916.9676148.404215.300
5標準7.5155.16814.1107129.836185.443
5標準10.0134.69815.4568107.568168.670
5新規5.0361.99436.0778297.761440.084
5新規7.5314.23928.8741262.450376.247
5新規10.0272.78330.6102218.928339.887

解釈

コンプレッサーデータの場合、百分位数表に次の結果が含まれます。
  • 行1と行7は、標準デザインと5ポンドの飛翔体重量の組み合わせを指しています。この組み合わせでは、1%の故障が134.911時間以前に、5%の故障が178.749時間以前に発生すると予測されます。
  • 行4と行10は、新デザインと5ポンドの飛翔体重量の組み合わせを指しています。この組み合わせでは、1%の故障が273.214時間以前に、5%の故障が361.994時間以前に発生すると予測されます。

この結果によって、新しいコンプレッサーデザインでのケースは、標準デザインでのケースより長く機能することが示されます。